Webマーケティングを専門とする部署に新しく配属された人や新入社員など、業務を行っていく上でさまざまな知識を身に付けなければなりません。マーケティングの手法もさまざまありますが、近年ではコンテンツマーケティングが注目を集めています。ここでは、初学者のために、コンテンツマーケティングとはどういったものなのか、簡単にわかりやすく解説をしていきます。

コンテンツマーケティングとは何か簡単に解説

コンテンツマーケティングがどういったものか、事例を交えながら簡単に解説をしていきます。

まず「コンテンツ」ですが、ユーザーにとって価値のある情報という意味になります。これは広告とは異なります。この価値ある情報を上手に活用して行うマーケティング手法をコンテンツマーケティングとよんでいます。

コンテンツマーケティングに該当するものと、該当しないものをそれぞれ比較しながら紹介していきます。

コンテンツマーケティングに該当するもの
・FacebookなどのSNSを活用して、調理器具の使い方を動画で紹介・配信する。
・生活雑貨を扱う企業が、インテリアの情報をまとめた雑誌を自宅へ送付する。
・SEOコンサルを手掛ける企業が、無料でダウンロード可能なSEOノウハウをまとめたブックをWebで配布する。

コンテンツマーケティングに該当しないもの
・Facebookを活用して、調理器具の割引クーポンを配布する。
・生活雑貨を扱う企業が、取り扱っている商品を掲載したカタログを自宅へ送付する。
・SEOコンサルを手掛ける企業が、自社の資料を無料ダウンロードできるようにする。

コンテンツマーケティングに該当するもの、該当しないものの大きな違いは、商品を売り込むためのアプローチをしているのか、単にユーザーに向けて役立つ情報を届けているのかという点です。

コンテンツマーケティングでは、無理にユーザーに商品を売り込んだりはしません。あくまでもユーザーに興味を持ってもらうことを前提に、ユーザーからのアクションを待つインバウンドマーケティングの一つといえます。

企業側はユーザーの心理を第一に考え、良質なコンテンツを産み配信し続けることで、常にユーザーに寄り添う関係性を築いていくことを重視しているのです。

まとめ

ここまで、コンテンツマーケティングとは何なのか、事例も交えながら解説をしてきました。ユーザーへのアプローチの仕方は、これまでの手法と大きく異なり、商品の売り込みは無理に行わず、ほどよい距離感でユーザーと良好な関係を築くことを目的としています。コンテンツマーケティングの本質を理解し、効果のあるコンテンツマーケティングを実践していきましょう。